ミニチュワダックスフントの進行性網膜萎縮(P.R.A)
この病気をご存知でしょうか?
おもちゃを投げてそらが運んでくるという簡単な遊びが毎日の日課でした。
しかしある日いつものように投げたおもちゃを見失ってしまったのです。
目の前にあるそのおもちゃをしばらく見つけることができませんでした。元々犬は目があまりよくないと聞いていたので、あまり気にして
いなかったのですが・・・・。
1,2ヶ月が過ぎ、散歩へ行くのはとても喜ぶのですがたまに電柱に鼻をぶつけていました。
そして2005年5月頃にあまり走り回らなくなりました。まだ1歳と10ヶ月程度でした。家族と相談をし、かかりつけの病院へ行きました。
検診では、ライトを目に当てましたが瞬きひとつせず全く反応がありません。
医師:「おそらくPRAでしょう。目の専門医を紹介しますので」
そして成城にある目の専門病院へ行きました。
かなり混雑をしていて、診察を受けた時間は予約をした時間より1時間も過ぎていました。
そしていよいよ診察。
レントゲンを見ながら先生の説明が始まりました。 通常の元気なダックスの目のレントゲンと比較して、そらの写真は視神経から出て
いる毛細血管が明らかに細く1本しかレントゲンには写っていませんでした。
これはPRAという遺伝性疾患でこの病院に来院する70-80%のミニチュワダックスがこの病気による視覚障害だそうです。
発症は、通常は3歳から始まり7歳ぐらいまでに視覚喪失し、早い場合は生後数ヶ月からはじまり、2歳までに完全に視覚がなくなります
。症状は、夜間の視覚低下から始まるため、夜電気を消すと動きがゆっくりになったり、階段の上り下りをしなくなったり、あるいは不安
がって吠えたりします。また、夜間に散歩に行くと物にぶつかったり、足を踏み外したりします。
昼間であっても、犬にとってはじめての場所や不慣れな場所へ行った時、または室内の家具の位置が変わった時などにも同様の行動
が見られます。(ミニチュアダックスの進行性網膜萎縮について より)
治療法はこの病気の治療薬や手術は特にないようですが、最近注目されはじめたものとして、ビタミンEの抗酸化剤や犬用サプリメント
があるそうです。食事や散歩は今までできますが、この病気は必ず2次的に白内障を引き起こすことが知られています。それらの早期
発見やこの病気の管理の為にも定期健診が必ず必要になってきます。